3.問題克服の処方箋
§3-1 総論
現在の石油文明の問題点を踏まえ、定常開放系である地球の物質循環あるいは、エントロピー処理機能に依拠した持続可能な人間社会を構想する。とりわけ、人間社会の経済的な物質循環をどのように生態系の持つ物質循環につなげていくのかを考察する。
(近藤)
1 石油文明の次は何か 環境破壊の現石油文明から、豊かな自然の後期石油文明を経て 名城大学経済学部 槌田 敦
このレポートは、20年程前に発行された同名の槌田氏の著書の続編と言う位置付けにあります。この20年余りの槌田氏の自然科学の対象としての環境問題に対する理論の深化とともに、環境問題を人間社会の具体的な問題として捉えるという社会科学的な新たなアプローチによる、労作です。最終的な環境問題解決への通過点として、『後期石油文明』を構想しています。 なお、このレポートは環境経済・政策学会の和文年報に投稿されたものです。
2 研究ノート 石油文明の次は何か 環境破壊の現石油文明から、豊かな自然の後期石油文明を経て 出典/『名城論叢』 第1巻 第3号 2001年3月 名城大学経済学部 槌田 敦
このレポートは、前のセクションのレポートを元に、その内容をさらに掘り下げたものです。
3 現代砂漠化の原因は自由貿易 出典/『環境経済・政策学会』 投稿論文 2002年5月 名城大学経済学部 槌田 敦
このレポートは、環境経済・政策学会に投稿されている槌田氏の最新のレポートです。
問題克服の処方箋
近 藤 邦 明氏 『環境問題』を考える より
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