全国農村振興技術連盟主催の「平成23年全国農業農村整備事業広報大賞」で大賞を受賞しました! |
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表彰を受ける佐藤理事長
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平成24年2月23日、東京丸の内公園の科学技術館サイエンスホールにおいて開催された平成23年度東京フォーラムにて、当土地改良区は、全国農村振興技術連盟主催の2011年度「全国農業農村整備事業広報大賞」で最高賞の「大賞」を受賞致しました。
この大賞は、過去一年間の農業農村整備に係る広報活動の中で、特に創意工夫がなされ、その成果が優れているものを表彰するものです。
岩手県内の大賞受賞は、平成10年度の胆沢平野土地改良区が受賞して以来13年ぶりとなります。
今年度は、当土地改良区など全国で3団体が選ばれました。
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受賞された団体のみなさん
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ふれあい祭りの模様
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今回の受賞は、東日本大震災において大きな被害を受けたものの、平成14年から続いている「須川あいランドふれあい祭り」の開催にこぎつけ、多彩な催しの中で幅広い層に、農業・農村の役割や農業水利施設保全の必要性を周知し、地域の皆様の参加と理解を得ていることが高く評価されました。
須川改良区内では震災により農地に亀裂や崩落が発生したほか、パイプラインが至るところで破裂するなど甚大な被害を受け、作付そのものが危ぶまれていましたが、農家組合員の皆様の理解と協力の下、一関市や国・県など関係機関が一丸となって急ピッチでパイプラインを復旧させ、作柄もほぼ平年通りとなったことから、こうした取組を支えて下さった多くの方々に感謝の気持ちを伝えるため、祭りを開催しました。 |
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勝部市長へ報告
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また、3月8日には佐藤理事長と佐藤事務局長が一関市役所を訪問し、勝部市長へ同大賞受賞の報告を致しました。
佐藤理事長は「地域の方々の理解、協力あればこそ。昨年、復旧したところもまずまずの作柄で(今回の受賞もあり)元気に前に進んで行ける」と喜びを報告。
「今後も地域住民の要望に応え、共に地域の環境を守っていきたい」と、さらなる活動推進へ意欲を示しました。
勝部市長からは「震災で農地が被災された中での受賞だけに、特別な意義がある。一関地方の農家にとっても元気が出る」(岩手日日記事)とお言葉をいただきました。
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広報内容:震災を乗り越え、元気な水土里ネットをPR〜「須川あいランドふれあい祭り」の開催〜
内容 |
評価 |
農地・農業用施設の多面的機能のPR及び都市住民等との交流を通じた農村地域の活性化の推進を目的に開催(平成14年から毎年実施)
農業農村整備や土地改良区の役割等のPRパネルの展示と、それに連動したクイズ、地域の農業用水開発の歴史を題材とした農業農村整備紙芝居の上演等を実施。
また、祭りにあわせて、国営総合農地開発の須川地区でサツマイモの収穫祭を実施。
その他、参加者の農業農村整備事業に対する意識についてアンケート調査を実施。 |
収穫祭の同時開催、クイズ、紙芝居の実施など催し物の工夫により、非農家の参加者が7割を超え、地域住民の農業農村整備事業のPRに貢献している。
平成14年から本年で10回目となり、約500名の参加者があり、地域の活動として定着している。
アンケート結果では、54%の方が本祭りにより農業農村整備事業を知ったと回答しており、本祭りが農業農村整備事業の理解熟成の契機となっている。 |
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