二酸化炭素地球温暖化脅威説 | |
§1.温暖化防止の論理構造 温暖化防止は、世論的に見る限り、間違いなく環境問題の中心的な課題の一つになっている。環境問題における『温暖化脅威説』あるいは『温暖化防止』の理論構造は以下に要約できる。 ①地球温暖化は生態系に悪影響を及ぼす。 ②地球温暖化の主要な原因は大気中二酸化炭素濃度の上昇によって起こる。 ③大気中二酸化炭素濃度の上昇は、主に炭化水素燃料の燃焼によって人為的に排出された二酸化炭素による。 ④温暖化を抑制ないし止めるためには、新エネルギーなど『環境技術』の導入が必要である。 温暖化防止のシナリオは、①~③に挙げた温暖化脅威説が科学的に正しいことを前提に、④の対策を行うことで温暖化問題の解決を図ることを目的としている。 以下、この4つの項目について検討する。 二酸化炭素地球温暖化脅威説批判 近 藤 邦 明氏 『環境問題』を考える より |
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更新履歴 新規作成:Mar.19,2008 最終更新日:Mar.13,2009 |
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